* 回 想 *

先日、向田邦子さんの『父の詫び状』を読み終えました。

ここのところ本屋さんへ出かける機会も無かったので、祖父の本棚を物色していたら、
向田さんの本が目に留まり、読んでみる事に。
今まで読んだ事のない作家さんだけれど、振り返ればドラマは何度か観た事はありました。
『新春ドラマスペシャル』でやっていた向田さんのドラマは結構好きだったかも。

この『父の詫び状』は、向田さんが生きてきた戦前の昭和のごく平凡な家庭が描かれているエッセイですが、
これがなんとも爽快で痛快。
理不尽なくらいに頑固なお父さんと、そのお父さんに黙って従うお母さん。
昔の暮らしが生き生きと、そして、時にはユーモアを交えて描かれていて、とても面白い作品でした。

あとがきを読み終えページをめくると、

平成2年7月15日 求む

と、そこにはエンピツで書かれた祖父の字がありました。
かれこれ17年前、、今は亡き祖父もこの本を読んでいたんだなぁと、ちょっと、しみじみ。

読書とお酒が(笑)、とっても大好きな祖父の事を懐かしく想い出す1冊となりました。



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