* 回 想 *

先日、向田邦子さんの『父の詫び状』を読み終えました。

ここのところ本屋さんへ出かける機会も無かったので、祖父の本棚を物色していたら、
向田さんの本が目に留まり、読んでみる事に。
今まで読んだ事のない作家さんだけれど、振り返ればドラマは何度か観た事はありました。
『新春ドラマスペシャル』でやっていた向田さんのドラマは結構好きだったかも。

この『父の詫び状』は、向田さんが生きてきた戦前の昭和のごく平凡な家庭が描かれているエッセイですが、
これがなんとも爽快で痛快。
理不尽なくらいに頑固なお父さんと、そのお父さんに黙って従うお母さん。
昔の暮らしが生き生きと、そして、時にはユーモアを交えて描かれていて、とても面白い作品でした。

あとがきを読み終えページをめくると、

平成2年7月15日 求む

と、そこにはエンピツで書かれた祖父の字がありました。
かれこれ17年前、、今は亡き祖父もこの本を読んでいたんだなぁと、ちょっと、しみじみ。

読書とお酒が(笑)、とっても大好きな祖父の事を懐かしく想い出す1冊となりました。



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この記事へのコメント

ちびくろしんた
2007年10月26日 23:53
私も大分前に向田さんの作品は読んだことがあるんですが、作品名や全体の内容がはっきり思い出せません。

人ごみの中で、父親を見つけるために名前を連呼して、その時は叱られるんだけど、後日母親から「あいつは機転がきく、と褒めていた」と聞かされるっていうお話は、なんていう作品だったのでしょう。

最近ほとんど読書をしない上に、昔の記憶がどんどん遠のいてしまっています。い、いかんです!

おじい様の本を大切にとってあって、それを読んでまたおじい様を想う・・・天国のおじい様もきっと喜んでいますね!
のん
2007年10月27日 16:22
ちびくろしんたさんへ
私は、あら~、この本おもしろそう♪って数行読んだ所で、あっ、これ読んだ事あった・・って、おいおいっタイトルで気付こうよ!って自分にツッコミを入れることがしばしば・・。(^^;)

ちびくろしんたさんが覚えているくだりは、『父の詫び状』には無かったような(って、すでに記憶が!?笑)、たぶん、『眠る盃』って言う作品が最有力かと。(^^)ちびくろしんたさんのオススメ本がありましたら、また教えて下さいね!
ちびくろしんた
2007年10月29日 15:05
「読書する時間がない!」っていうのは言い訳で、時間って作るもの、使い方次第ですよね。

最近心太郎の絵本を借りに図書館へ行くことが多くなりました。その時ササッと(選んでる余裕がないので)自分の読みたい物もついでに借りてるんですが、今のところ料理本と育児書ばっかりです・・・。

心太郎のお許しが出れば、文芸書のコーナーにも行ってみたいと思います!
のん
2007年10月30日 13:28
ちびくろしんたさんへ
コメントありがとうございます~☆
ごめんね、なんか催促コメントしちゃいましたね。(^^;)

時間って作るもの・・・むかぁし(笑)、OL時代に取引先の方がおっしゃっていたのを思い出しました。間違いなくお忙しい方だったのに、いつも笑顔が素敵で前向きな女性でした。ちびくろしんたさんもコメントを頂くたびに前向きでステキ!と思っておりましたが、ちったままちゃんが惚れるのがよく分かります♪o(^^)o